むすこの妹

2013年10月11日
*by: | *cat: 子供たち

むすこと妹たち

先日次女が産まれて
むすこは2人の妹のおにいちゃんになりました。

赤ん坊を眺めたり
長女が赤ん坊にいたずらするのを止めたりと、毎日忙しそう。
「もうふたりもみとかなあかんし、たいへんや」
と嬉しそうにおにいちゃんっぷりを発揮しています。

3年前、おとうちゃん1人だけになった彼の家族は、
これで4人と1匹になった。
血縁の少ない彼に、切っても切れない縁で結ばれた妹が2人もできた。

自分が子供を授かったことと同じくらい、
むすこに兄弟ができたことを嬉しく思います。

結婚を決めた時、尊敬する人に
しばらく子供はつくらない方がいいと言われた。

むすこが私を母親だと思えるようになるまでに
どれだけ時間がかかるか、誰にもわからなかった。
そうなる前に”おかあさんから産まれた子供”が現れたら、
むすこが苦しむことになるだろう。

早く兄弟を作ってあげたいとばかり思っていた私は
その言葉にただただ驚いた。
そんなこと、考えたこともなかった。

両親こそ何も言わなかったけれど、
親戚の中には他人が産んだ子を育てることを甘く考えるなと
結婚に反対する人もいた。

でも、何度考えても答えは同じだった。
根拠なんて何もなかったけれど、大丈夫だという確信があった。

長女が産まれる前、
「いざ血の繋がった子供が出てきたら、
 むすこよりその子の方が可愛く思えたりするんかなぁ」
と考えたりもしたけれど、
そんなの実際にそうなってみないとわからないとしか思えなかった。

そして今、実際にそうなってみると
むすこも長女も次女も、なんにも違わない。

もちろん、年齢による違いはある。
下2人はまだ赤ちゃんなので
抱っことおっぱいとごはんで全てが解決するけれど、
5歳になるとそうはいかない。

一番腹が立つのもむすこなら、
一番気にかけているのもむすこ。

私も3人兄弟の一番上だから
なんとなく上の子の苦労はわかっているつもりだけれど、
やっぱりうるさく色々言ってしまう。
本当はもっと大らかなおかあさんになりたいのに、これがなかなか難しい。
ごめんね。精進します。


5歳と1歳と0歳。
これからどんな生活が待っているのか、
不安もあるけど楽しみです。

二度目の妊娠がわかった時、
「おとうとがいい」と言っていたむすこ。
私も男の子の0~2歳を見てみたいし、
いつか弟を産んであげられるといいなぁ。

2013年10月11日(金) おかあさん

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