やさしいむすめ

2016年2月25日
*by: | *cat: 子供たち

20160107
kodomotati

最近、イライラしたり落ち込んだりすることが多くなっていた。

思うように出かけられないストレスが引き金になっておとうちゃんとのケンカも増えたし、
次女はますます私にべったりでトイレに行くだけでぎゃーぎゃー泣かれてしまうので
家の中でもなかなか気の休まる時がなかった。

ある日、よっぽど険しい顔をしてたんやろなぁ、

「おかあたん わらって ずーっとわらって」

とむすめに言われた。
はっとして顔を上げると、こちらに満面の笑みを向けてくれる。

「ありがとう」

と無理矢理つくった笑顔を返すのが精一杯だったけれど、その一言に随分救われた。

それ以来、時々むすめがその言葉をかけてくれる。

むすめは優しい。

最近では次女とやり合うようになってきたけれど、
次女が2歳になるくらいまでは
1歳違いの妹におもちゃを取られようが噛まれようが、決してやりかえさず、
よく泣いて私たちのところに来ていた。

ふざけていて味噌汁をこぼした次女を私が叱りつけている時に
「とんなにおこったらあかん」とむすめが泣いてしまったこともある。

一度、おばあちゃんちのマンションで、
エレベーターに次女がかけこんだ瞬間に扉が閉まって
そのまま一人で下の階に降りてしまったことがある。

次女はもちろん大泣きだったのだけれど、
むすめはその事件がトラウマになってしまって
それ以来、エレベーターの前に来ると
「ちゃんとてつないで」「いったらあかんで」と泣きながら妹に訴えるようになってしまった。

ひょうきんものの次女は何も気にせずフラフラしているので
心配でしょうがないのだろう。

人の気持ちに敏感なむすめは、いつも言葉を選ぶのが上手だ。

例えば、ご飯を残したい時。

むすこ「もういらん〜〜〜」「いやや〜〜」

むすめ「これあんまりだいちゅきじゃないねんなぁ」
   「おつゆいっぱいたべたち おなかいっぱいになっちゃったわ」

おとうちゃんにお迎えに来てほしい時も。

むすこ「おかあさんいやや、おとうちゃんがいい!」

むすめ「おとうちゃんがおむかえがいいねんな〜 がんばってきてなっ」

と、こんな具合で。
ついつい私たちも「しゃーないなぁ」となってしまうわけです。
よくわかっていらっしゃる。

おとうちゃんは、そんなむすめにますますメロメロぞっこんベタ惚れです。

家では走り回り散らかしまくる兄妹の横で
ずっとパズルとか粘土とかしてるし、
どこでもいけるむすこと違って大きな滑り台やソリは怖くて尻込みしてしまうむすめ。

優しすぎて損するタイプではないかと逆に心配になることもあるけれど、
保育園では活発な方で、走るのも食べるのもはやいし歌でも皆をリードしているとのこと。

どんな大人になるんかなぁ。

姉妹で性格が全然違って本当におもしろい。
今のところ、次女は女子力ではねえちゃんに負けっぱなし。
勝てることと言えば、変顔と奇妙なダンスと思いきりの良さくらいか……
がんばれ次女!
どうなる末っ子!

そして、ちっちゃい三姉妹のにいちゃんは、どんな風に彼女たちを見守り育ててくれるんやろう。

毎日たいへんやけど、そのぶん楽しみがいっぱいです。

2016年2月25日(木) おかあさん

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